EDUCATION教育制度

充実した人財教育制度

日立ジョンソンコントロールズ空調では、「適材適所」の考えに基づき社員を配属し、社員を育成し、社員のキャリア形成を支援しています。

育成(研修)

育成機会は、職場で得る「経験」、「他者の観点(他者から学ぶこと)」、職場を離れて学ぶ「研修」の3つで構成されています。ここでは、研修にフォーカスして説明します。

研修

年次タレントマネジメント・プロセスの一環として年間を通じて提供がされています。社員は上司との話し合いを通じて、能力開発やキャリア形成のために受講するプログラムを決定しています。

全社研修

新入社員研修、リーダーシップ研修、コミュニケーション研修、プロフェッショナル・エクセレンスの4つの柱で構成しています。その内管理職または社員として受講を必須とする研修と任意の研修に分けています。

部門研修

部門独自でAcademyとして体系的に運営されるものや、勉強会やOJTなどの実務に直結するものが実施されています。

RIGHT PEOPLE|RIGHT PLACE|RIGHT TIME 適材適所

キャリア形成

キャリア形成の機会は、タレントレビューの結果として会社が戦略的に行う異動と、社員自らが応募しキャリア形成を行う「社内公募」があり、年間を通じて提供されています。
なお、ジョンソンコンロールズグループでは、社員が自律的にキャリア形成をする支援として、キャリア形成支援サイト(英語)を社内イントラネットに立ち上げています。ここでは、Person(自分自身を知る)、Perspective(他者の観点を知る)、Place(自分自身を取り巻く変化について知る)、Possibilities(自分自身に合ったキャリアについて検討する)、Plan(キャリア形成をプランする)という5つの柱で、情報提供のみならず、各種診断テスト等を通じて客観的に自分自身の性格や志向等を知るツールも提供されています。

研修内容

新入社員研修

1年目

  • 導入教育
    導入教育

    会社で働く上での基礎的な知識を導入教育で習得します。コミュニケーションやビジネススキル、会社の組織について学びます。その後「冷熱入門」という冷凍・空調機器に関する講座を受講します。事業所によっては、製造現場での「製造実習」や家電量販店での「販売実習」を新入社員に課しています。

2年目

  • 論文発表
    論文発表

    入社3年目の初めに、入社してから2年間で学んだことや成果を論文にまとめ発表する場があります。論文発表の数ヶ月前に、プレゼンテーションの仕方や論理構成などを学ぶ研修があります。

1~2年目

  • 技術系基礎教育
    技術系基礎教育

    技術系の新入社員は「技術講座」を受講します。技術講座はさらにいくつかの講座に分かれており、機械や電気電子などについて学ぶことができます。機械系の学科を卒業した学生でなくても基礎的な知識を習得できる場となっています。

  • 特許教育
    特許教育

    入社1~2年目の技術系社員を対象とし、特許の書き方・知的財産について学びます。全員で学ぶ「集合教育」のあと、自身が書いた特許明細書を講師と共に練り直す「個別教育」があります。

  • 語学教育
    語学教育

    入社前に、外国人留学生の方には日本語のオンライン教育を提供しています。入社後には、各事業所で英会話教育も実施しています。

  • OJT(On the job training)
    OJT(On the job training)

    配属後は新入社員1人に指導員が1人ついて指導にあたります。

プロフェッショナル・エクセレンス

  • プロジェクトマネジメント
    プロジェクトマネジメント

    単独部門で実施するプロジェクト、部門横断や地域横断で実施するプロジェクトを成功させるために必要な基礎知識とスキルを学びます。

  • 日立製作所教育機関が開催する技術系研修
    日立製作所教育機関が開催する技術系研修

    機械・材料技術、現場管理系研修、情報技術、製造・生産技術、電気・エレクトロニクス技術、品質・技法等に関する公開研修を、ニーズに応じて受講することができます。

  • 問題解決
    問題解決

    問題解決に必要な論理思考力、顧客視点で考える際に必要な問題解決力、戦略を成果に結び付けるための知識やスキルを身に付けます。

  • ラーニング・フロム・アザーズ
    ラーニング・フロム・アザーズ

    社内や業界内だけでなく競合他社や異業種の会社で起きていること、技術・規制・政府の方針・環境等の変化がもたらす市場の予測等について、社員が相互に学び議論する(ラーニング・フロム・アザーズ)場を提供します。

リーダーシップ研修

  • 変化の推進
    変化の推進

    会社が成長し続けていくためには、社員が変化を受け入れ、マネージャーやリーダーとして変化を推進していくために必要な知識やスキルを学びます。

  • ピープルマネジメント
    ピープルマネジメント

    部下を持つ管理職として必要なコーチング・スキルやフィードバック・スキル等を学び、部下のパフォーマンスの更なる向上、能力開発、キャリア形成に活かします。

  • 選抜研修
    選抜研修

    将来の部長層を期待される課長層、将来の本部長層を期待される部長層、更なる貢献を期待される経営層を対象に、選抜研修を実施します。研修によっては、海外で実施されるものもあります。

  • 新任マネージャー研修
    新任マネージャー研修

    新任マネージャーとして必要な日々のマネジメントに関する知識およびリーダーシップついて学びます。

コミュニケーション研修

  • 異文化
    異文化

    異文化をテーマに扱う研修では、西洋人と日本人、その他アジア人との根底にある違いを自己認識し、英語を伴うコミュニケーション、ミーティング・ファシリテーション、プレゼンテーションを効果的にするための立ち振る舞いやスキルを学びます。

  • 英語
    英語

    業務上必要とする社員ならびに学習意欲の高い社員を対象に、英会話レッスン等を受ける機会を提供します。

研修内容については適宜見直しを行っており、変更になる可能性があります。