失敗も糧にしながら
フィールドを広げ続ける。

INTERVIEW 01
設計開発
グローバルVRF/PAC設計開発本部 清水VRF/PAC設計部
2012年入社
渋沢 遼

INTERVIEW MOVIEインタビュー動画

空調機の設計を担当。
多くの人と関わり経験を重ねる。

業務用空調機の設計開発の仕事をしています。大学では流体力学を研究していたので、それを実際に応用できる空調メーカーで働きたいと考えて入社しました。入社後5年間は室内機の開発に携わり、電気品、熱交換器、送風装置など、エアコン室内機のさまざまな部分の設計を行いました。6年目からは、業務用空調機全体に関わる設計開発に携わっています。エアコンの室内機・室外機はもちろん、冷凍機やチラーといった製品も含めた全体に関わる設計開発なので、他の部署と話す機会が多いですね。「何でも屋」と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、製造部や資材調達部、営業からも「これどうなってるの?」と設計に問い合わせがきて、仕事の中心となっていることを感じます。自分は人と話すのが好きなタイプなので、今の仕事は合っているし、とても楽しいです。

失敗した経験を活かし
「次を任せる」という社風。

この会社でいいところだと感じるのは、仕事上で失敗をしたとしても、それを次の機会へと活かしていく社風があることです。自分が入社4~5年目のときに、開発の中のある部品を担当していましたが、うまくいかずに失敗したことがありました。その後開発は無事終了したのですが、しばらく経ってから、そのとき失敗した部分に関わる大きいプロジェクトが社内で出てきました。すると上司が、「お前はこの部分で失敗したから勉強して詳しくなっただろう」と、この大きいプロジェクトの担当を任せてくれました。
そのプロジェクトは自分がメイン担当となって進め、想定外の問題も数多く発生しましたが、なんとか無事やり遂げました。仕事というものは、失敗したからこそ深く学び、その分野に誰よりも詳しくなれるということを実感しました。このプロジェクトの成果はグループ全体にも役立つ内容なので、しっかり形にして残したほうがよいと言われ、論文としてまとめて発表したのもよい経験になっています。業務と並行しての論文作成だったので大変でしたが、大きな達成感がありました。

人に恵まれた環境で
仕事も私生活も楽しんでいます。

仕事での今の目標は、変革を恐れずに、時代に合わせた製品を作っていくこと。歴史の長い会社ならではの数多くの技術の蓄積は活かしつつ、しかし過去のしがらみにはとらわれないで、本当の意味で必要な製品開発をしていきたいですね。今の仕事は海外との連携も深く、自分が開発した技術が海外においても採用される可能性も大きいです。よりグローバルな姿勢が必要だと思います。語学習得にはこれまであまり取り組んでいなかったのですが、必要性を感じて会社の制度を使ってやっと英語の勉強を始めたところです。10年後には英語と中国語がペラペラになっているとよいのですが(笑)。
実は、就職活動を始めた当初は、この会社が第一志望というわけではありませんでした。でも、仕事環境や社内の雰囲気を重視してここに決めました。実際に入社してみて、本当にまわりの人に恵まれたと感じています。失敗をチャンスに変えてくれた上司しかり、仲のよい同期しかり、先輩・後輩・同期・上司すべてに助けられて、仕事も私生活も楽しく充実しています。困ったときにはみんなが親身になって助けてくれる、働きやすい職場ですね。

1DAY SCHEDULE1日のスケジュール

08:30
出社、メール確認
進捗確認を行い、その日に行う仕事を整理。
09:00
書類作成、試験準備
解析モデル作成や計算検討、試験の準備を行う。
12:15
お昼休み
食堂で同期と雑談して過ごす。
13:00
関係者と打ち合わせ
情報共有を行い、今後の方針を検討。
15:00
試験立ち会い
午前中の試験の結果確認。OKの場合は次に進め、NGの場合は原因調査を行う。
17:00
改善策の検討
原因調査の結果から、解析や実機検討を行う。
19:30
業務終了

Q & A一問一答

入社して一番驚いたことは?

スーツ出勤ではないこと。会社員=スーツというイメージがあったので驚きました。今はだいたいTシャツで出勤して、その上に作業着を着て仕事をしています。

MESSAGE学生へのメッセージ

就職活動では、ぜひ先輩社員と実際に会って話を聞きましょう。同じ業界の会社だと仕事内容は大きくは変わらないことも多いので、会社の雰囲気などの実感を聞くのは大事ですよ。

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