自分が設計したソフトで
思い通りに動くのが醍醐味。

INTERVIEW 07
設計開発
グローバル制御設計開発本部 清水制御設計部
2011年入社
木下 文

工場の雰囲気がよく、
大きな機械も魅力でした。

制御設計の部署の中で、ソフトウェア設計の仕事をしています。学生のときはロボット系の研究をしていたのですが、進路を決める際に組み込みソフトウェア、つまり実際にモノがあってその中にあるソフトウェアをやりたいと思い、当社を選びました。就職活動中に会社見学もしたのですが、工場の雰囲気がよく、温暖で海が近い清水の環境が出身地の長崎に近いと感じたのも、ひかれた理由です。また、せっかくだから業務用エアコンを扱う清水事業所で大きめの機械を触るのも楽しいかなと思いました。現在の仕事の基本は、設計部が提出する制御仕様からソフトウェアを作成すること。担当部分の機能について、設計・コーディング・テストを行います。

何度もやりとりをして
疑問をつぶしながら進めていく。

仕事で苦労するのは、製品設計部門が要求する仕様を正しく理解すること。仕様は書面で来ますが、わからないところがあれば仕様を書いた人のところに行って「ここはどういう意味ですか」「実際ソフトウェア上だとこの通りには動かせないからこういう動作になってもいいですか」など、直接話します。そういうやりとりは何度もあります。来た仕事はちゃんとやるのがモットーですが、要求仕様ではうまくいかない場合や、仕様がおかしい場合には、この仕様では無理だと伝えて代替案を出してもらいます。あいまいな点はすぐに確認しないと、あとでお互いが困るので。仕事で一番好きなのは設計・コーディングしているとき。こうしたらこう動くんじゃないかと考えるのは楽しいですし、実際思った通りに動くと嬉しいです。やはりソフトがないと製品は動かせないので、重要な仕事だと思っています。入社してから、設備用ユニット、室内ユニット、そして現在担当している室外マルチユニットと、さまざまな製品開発に携わることができたのもよい経験になりました。

仕事や研修を通じて
ソフトウェアの勉強を続けたい。

職場は明るい雰囲気で働きやすく、若手にどんどん仕事を任せる社風もよいところです。私のいる制御設計の部署は比較的女性が多いので、入社した頃は何でも質問しやすく心強かったです。また、福利厚生がしっかりしていて休みもきちんと取れるので、私のように実家が遠くても帰省しやすいですね。
学生のときにソフトウェアを勉強していたとはいっても、空調機に関する知識はそんなになかったので、大丈夫かなという不安も入社前にはありました。でも研修制度がしっかりしていて、製品や冷凍サイクルの勉強ができたのでよかったです。むしろ仕事をするようになってから、ソフトウェアの知識というものにきちんと向き合うようになりました。ソフトウェアのテストに関する日立グループのワーキングチームに参加させてもらう機会などもあり、せっかくそういう環境をもらえたので、自分の専門分野を伸ばす勉強を今後も続けていきたいと思っています。

1DAY SCHEDULE1日のスケジュール

08:30
出社、メール確認など
業務を開始する前にその日やるべきことを整理。
08:45
ソフトウェア開発業務
ソフト設計・コーディング・テスト仕様作成・テストなどその日やることを行う。
12:15
お昼休み
13:00
ソフトウェア開発業務
再び、ソフト設計・コーディング・テスト仕様作成・テストなどを行う。
15:00
打ち合わせ
ソフトウェアの変更点に関するQA部門とのレビュー。
17:00
残業
きりのいいところまで作業を進める。
18:15
帰宅

Q & A一問一答

会社で一番好きな場所は?

正門横の噴水があるところ。冬はイルミネーションの飾り付けがしてあってとてもきれいです。

MESSAGE学生へのメッセージ

知らないことは会社に入ってからも研修などで学べるので不安になる必要はありません。未知の事柄や新しい技術を学んで活かそうとする姿勢が大事だと思います。