チャレンジを続け、
生産技術のキーパーソンに。
- INTERVIEW 09
- 生産技術
- 清水空調本部 生産技術部|
2013年入社 - 増岡 壮挙

現場と近い生産技術の仕事に
やりがいを感じる。
元々機械いじりが好きで高専ではロボットを作ったりしていたので、そういう技術を活かせる仕事がいいなと思い、この会社の生産技術の仕事に就きました。生産技術は、設計されたものを現場できちんと加工できるように技術的なサポートをします。今自分が担当しているのは、プレス金型や治工具(じこうぐ)の設計。製品設計部門から提出された図面を確認して、CAEという解析技術を使って加工可能かをパソコン上で検証したり、実際に製品加工のための金型や治工具を設計しています。金型から自分達で設計して製作もする工場って実はあまり他になくて、それは当社の強みでもあります。自分が設計した金型の感想を「使いやすいよ」とか「ここをこうしてくれた方がもっと使いやすいんだけど」とか、工場内で直接すぐ聞けるのですごくやりがいを感じますね。


若手に挑戦させる環境で
さまざまな経験も。
生産技術は、設計の話も聞いて現場の話も聞いて橋渡しをする役目。製品設計側としては製品の性能を満たすために絶対にこの形状が必要、という部分があるし、でも加工する現場では物理的に無理だよ、ということもあるし。そこをどうやってすり合わせて妥協点を見つけていくかという作業がおもしろいです。
今までで一番大変だったのは、金型が完成した後に、求められる製品形状ができないと発覚したとき。それは自分が設計した金型ではなかったのですが、金型はもう完成しているので大幅な変更はできず、量産が始まるまで日にちもなかったので、リカバーするためにいろいろな解析を同時に流して金型の調整をくり返し、なんとかギリギリ間に合わせました。最終的に狙い通りの形状になったときは嬉しかったですね。そのときは僕と若手の先輩の2人にほぼ仕事を任せてもらえて、可能な形状を2人の考えでバンバン提案する、という進め方をさせてもらえました。そうやって若い人にどんどんチャレンジさせる環境があるのも、当社のよいところだと思います。

「生産技術のことはあいつに聞け」
と言われる存在になりたい。
入社当初は知らないこともたくさんあって、他の人が話している内容がよくわからないことも。でも、聞けば誰でも親切に教えてくれるし、わからないから恥ずかしいみたいな雰囲気もありません。そういえば、入社当初から一年間、課長が交換日記みたいなものをやってくれていたことを覚えています。その日のことを書いて置いておくと、次の日机の上に返信が書いてあるという。一年間毎日です。今たまに見返すと、「なんだこいつ」と思うようなふざけたことを僕が書いてるのですが、課長はうまく訂正してくれていて(笑)。その交換日記のおかげで、仕事に慣れるのも早かった気がしますね。今後の夢は、生産技術のキーパーソンになって「生産技術のことは増岡に聞け」と言われる存在になること。今はまだなりきれていないかもしれませんが、10年後にはそうなっていたいですね。


Q & A一問一答
入社直後の自分へのアドバイスは?

「クセがすごい同期が多いけど仲良くなれるから安心して!」かな(笑)。入社時の年齢で高卒の18歳から院卒の25歳ぐらいまで、同じ年に入った人はみんな同期。今も仲よくて、毎週金曜日には飲みに行ってます。
MESSAGE学生へのメッセージ

生産技術という仕事には枠がなく、製造系の中でも最先端の技術が集まる場でもあるので、やる気のある人にはおもしろいんじゃないかと思います。ぜひ一緒に仕事しましょう。