吸収式冷凍機

高期間効率吸収冷温水機

部分負荷運転時の効率を⼤幅に向上した高期間効率吸収冷温水機EXNP・EXP・EXHP・EXSP型
422〜3,516kW (120〜1,000USRT)
[ガス焚・油焚]

部分負荷運転時の効率を⼤幅に向上した高期間効率吸収冷温水機EXNP・EXP・EXHP・EXSP型
422〜3,516kW (120〜1,000USRT)
[ガス焚・油焚]

高期間効率吸収冷温水機について

一般的にビル空調用の冷凍機は、100%負荷近傍での運転時間は短く、年間で見ると圧倒的に部分負荷での稼働時間が長くなります。したがって、年間の熱負荷変動に応じたエネルギー消費効率の向上がきわめて重要となります。
日立高期間効率吸収冷温水機は、従来機に比べて、部分負荷運転時の効率を大幅に向上しておりますので、年間消費エネルギーの削減に貢献いたします。

* 1 LHV基準、EX型・EXP型ともに、冷水大温度差カタログ仕様の場合。
EXP型50%負荷時の冷却水入口温度は、JIS条件。

高期間効率機の特長

高効率化技術である二段蒸発吸収サイクルを採用した高効率機(EXシリーズ)をベースに溶液ポンプのインバータ制御により、変動する負荷に応じた溶液循環量を最適化。
部分負荷運転時の放熱ロスや加熱する熱(燃料消費量)を抑えることにより、部分負荷効率を大幅にアップしました。

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二段蒸発吸収サイクルの利点

吸収器から出る吸収溶液の濃度を従来よりも稀くすることができ、サイクル全体の溶液循環量が低減できます。循環量を減らすことで放熱ロスや高温再生器で加熱する熱を減少させ、サイクルの高効率化が図れます。

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高期間効率型の適用範囲

EXPシリーズ:燃料13Aガス焚のみ
EXSPシリーズ:燃料13Aガス、12Aガス、LPガス、灯油に対応します。*2

*2 燃料A重油焚、蒸気焚、ジェネリンク仕様にも適用。

省エネルギー・環境性

年間を通して部分負荷冷房運転を行う産業用空調や、春・夏・秋等の3シーズンに渡って冷房運転を行う一般ビル用空調の場合、26%省エネルギー型(日立吸収冷温水機V型)と比べ、約27%の運転コスト・CO2の削減となります。

*3[算出条件]
機器種類:標準機Vシリーズ、高期間効率機EXSP、EXPシリーズ
機器仕様:冷房500USRT、冷水大温度差カタログ標準仕様(冷却水入口温度:JIS条件)
産業用空調:50%平均負荷、年間8,760時間運転
一般ビル空調:約40%平均負荷、年間3,850時間運転
料金単価:13Aガス:53円/m3、電力:14円/kWh
CO2排出係数:13Aガス:2.19kg・CO2/m3N、電力:0.339kg・CO2/kWh

部分負荷性能の特性

負荷に応じた溶液循環量の最適化による高期間効率機により、部分負荷の領域でのCOPが向上しました。

注記
EXP型・EXHP型・EXSP型ともに、ガス焚冷水大温度差カタログ仕様、冷却水入口温度は JIS条件となります。
COPは、LHV基準(低位発熱量)とします。尚、機器の性能特性は、機種により異なる場 合がありますので数値は目安となります。
部分負荷特性図の破線は、当社の同等効率機を示します。

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仕様

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