日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社（CEO：フランツ・サーウィンカ）はこのたび、一般財団法人　省エネルギーセンターが主催する｢平成29年度省エネ大賞｣の製品・ビジネスモデル部門において、ルームエアコン「ステンレス・クリーン　白くまくん」プレミアムXシリーズ(RAS-X40H2など計33機種) ^(*1)が「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。ルームエアコンとしては、「省エネ大賞」において2年連続の受賞^(*2)となります。

本製品は、室内機熱交換器を凍らせて一気に溶かして汚れを洗い流す^(*3)「凍結洗浄」を、日本国内のルームエアコンではじめて^(*4)採用しました。「凍結洗浄」で内部を清潔にし、目詰まりによるエアコンの能力低下を抑えます。これにより、エアコン内部のクリーン性だけでなく、電気代のムダの抑制も実現します。さらに、コンパクト室内機（横幅800mm以下）を採用しながら、内部構成部品の改善によって機器の省エネ性能も向上しました。今回の受賞では、これらの点が評価されました。

当社は今後も省エネルギー製品の開発に積極的に取り組み、家庭用から業務用まで、高性能で信頼性の高い空調機器を国内外に提供し、地球環境保全に貢献していきます。

「省エネ大賞」表彰式は、2月14日(水)に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて行われます。今回の受賞製品は、2月14日(水)～16日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ENEX2018」のアワードコーナーにてパネル展示される予定です。
また、2月27日（火）～3月2日（金）に幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催される「HVAC&R JAPAN 2018（ヒーバックアンドアールジャパン）第40回冷凍・空調・暖房展」」の日立ブースにおいても、受賞製品を展示紹介します。

■受賞製品の特長
ルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん」プレミアムXシリーズ
熱交換器自動お掃除「凍結洗浄」は、手入れのしにくい熱交換器の洗浄を年間通して定期的に自動で行い、エアコン内部をキレイにすることで、清潔な風を届けます^(*5)。従来の熱交換器のコーティング^(*6)では、冷房や除湿時に発生する水を利用して汚れを洗い流していました。この方法では流しきれなかったしつこい油汚れも「凍結洗浄」は洗い流すことができ、エアコン内部のクリーン性を実現すると同時に、電気代のムダを抑えます。また、人や部屋の環境を認識する「くらしカメラAI(ｴｰｱｲ) ^(*7)」を活用することで、エアコン内部の汚れ具合を予測し、かしこく洗浄頻度をコントロールします。さらに、人がいない時を選んで自動で洗浄を行います。
また、買い替え需要に対応したコンパクト室内機（横幅800mm以下）を採用しながら、エアコンの構成部品の中で最も消費電力の割合が高い圧縮機を中心に、性能向上を図りました。それにより、冷房定格能力3.6～9.0kWにおいて同社従来機よりAPFを1.3～5.9%向上することができました。冷房能力が4.0kWの機種（RAS-X40H2）では、通年エネルギー消費効率（APF）7.7^(*8)の高い省エネ性を実現しています。

(*1) 受賞製品の詳細は、日立ルームエアコンホームページ（http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/）参照。
(*2) 当社の「平成28年度省エネ大賞」受賞については、下記ホームページを参照。
https://www.jci-hitachi.com/jp/about/news/energy-conservation-award-2016
(*3) 汚れやカビ等をすべて洗い流せるものではありません。
(*4)　2017年9月6日　製品発表時点。
(*5) 使用環境により運転しないことがあります。清潔な風とは、部屋の空気を吸い込んで内部できれいにすることではありません。
(*6) 当社従来機種Xシリーズ(2016年発売モデル)。
(*7) ｢AI(ｴｰｱｲ)」は、Artificial Intelligence（人工知能）の略です。
(*8) JIS C 9612:2013に基づく通年エネルギー消費効率。

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■日立ルームエアコンホームページ
http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/

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