信頼されるエンジニアになり
グローバルに活躍したい。

INTERVIEW 05
研究開発
グローバルR&D/イノベーション本部 COE第二部
2017年入社
原 上青

中国から日本の大学院を経て
新しい風を感じこの会社へ。

中国の大学で機械工学を勉強した後、日本に来て大学院で学び、当社に入りました。中国にいたときに、省エネやエコといったニーズの高まりを感じて、就職に有利になるかという期待もあって冷凍空調分野の勉強を始めたんです。空調関係の業界は日本が強いこともあり、日本の大学院に進むことを選びました。大学院で当社のR&D本部長の講義を受けた際、日立アプライアンスとジョンソンコントロールズが合弁会社を設立したことを初めて知りました。両社とも名高い企業であり、伝統的な日本企業である日立にアメリカの会社の自由奔放な風が吹き込んで、おもしろい会社になりそうだと思ったのが入社のきっかけです。

製品のベースとなる研究に
やりがいを感じています。

今の仕事は研究開発職。さまざまな製品開発のベースとなる、要素技術の開発に携わっています。よりよい製品を作るためには、製品設計に先立って要素開発が必要不可欠なので、非常にやりがいのある仕事ですね。今は熱交換器の性能向上のための研究をしています。日々の仕事では、性能計算・シミュレーションと、試作した実機での測定の両方をやらなければいけないので、事務所と工場を何度もばたばたと行き来することが多いです。研究職とはいえ、大きな機体を実験室に運ぶなど意外に力仕事が多くて、汗びっしょりになることもあります。
職場でよいと思うのは、若手でも積極的に意見を求められるところ。最初の頃、ただ聞いていればいいと思って会議に出ていたら、どう思いますかと聞かれてあわてたことがありました。私はまだ入社して間もないですが、自分がやった計算や実験結果によって、熱交換器の性能向上につながるアイデアが出てきたことも。とてもやりがいを感じています。

日々の仕事で技術を磨き
いずれは国際的な活躍も。

日立ジョンソンコントロールズ空調は今、伝統的なよい部分も残しながら、どんどん変わりつつあるところだと思います。特に今私がいる部署では、グローバルな新しい雰囲気を感じることが多いです。実際、中国人の僕の席の向こうにはロシア人の社員が座っていますし、韓国人の社員も入社してきました。会社が多様性を持つのはとてもよいことだと感じます。
今の自分の目標は、性能向上の目標を達成し、みんなに信頼されるエンジニアになること。そしていずれは、インターナショナルな仕事もしたいです。今も部署にはアメリカの方が来て一緒に研究をしていますし、先輩社員がインドの方に研究開発の支援をしたりもしています。中国にも拠点があるので、中国人であるという自分の特性を活かした仕事の可能性も、キャリアの延長線上にあるのかなと思っています。

1DAY SCHEDULE1日のスケジュール

08:15
出社
08:30
朝礼
09:30
性能計算
専用のツールを使って、熱交換器のパラメータを変えて性能を予測。構造の最適化をする。
12:15
お昼休み
食堂に弁当を持参し同期と話しながら食べる。
13:00
打ち合わせ
日立研究所と取り組んでいる合同研究の進捗報告など。
15:00
計算結果のまとめと資料の作成
17:00
研究のための情報収集
他社情報の収集や論文集の閲覧など。
18:00
業務終了
試験室の火気点検をして業務終了。

Q & A一問一答

休日の過ごし方は?

料理作りやスイーツ店巡りが好きです。最近では小さいトースターを買ってお菓子作りを始めようとしています。

MESSAGE学生へのメッセージ

自分のように外国から来てこの会社で働こうと思っている人がいたら、特に心配することはないですよと言いたいです。まわりの助けもあるし、不自由を感じることはあまりないですよ。